【番外編】<span class=

先日、『ガイアの夜明け』でも特集されていた日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム(移動販売車(キッチンカー)の場所を提供する会社)『Mellow』さんの説明会に行ってきました。

説明会は2部構成で、一部はMellowさんの会社説明、二部は開業相談及び質問会。質問にはMellowさんの社員が答えてくれるというものでした。

今回の目的は、移動販売車(キッチンカー)を始めるに際し、重要な場所探しをMellowさんに任せた場合のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

私見にはなってしまいますが、良いところは良い、ここはちょっと・・・というところも含めレポートしたいと思います。

Mellowさんとは?

説明会の第一部はMellowさんの会社説明。

Mellowさんは、現在、社員約30数名。
東京と関西(大阪)に拠点を持ち、移動販売車(キッチンカー)と各企業のビルの敷地など移動販売車(キッチンカー)の稼働スペースの提供などを主に主軸にされている企業です。

パートナーとしての登録台数約700台。
平日、一日170~180台稼働しているそうです。

ここで「ん?」と思われた方、後で解説します。

Mellowさんの事業

【番外編】『Mellow』さんの説明会に行ってみたの写真2

移動販売車(キッチンカー)は、その名の通りどこにでも移動できます。しかし、どこにでも車をとめて商売が出来る訳ではありません。

ビルにはビルにはオーナさん、公園は区や県や国が管理していますし、大学等も許可なく営業は出来ません。

そこで必要なのが場所の確保、それを自分で交渉し確保するのか? 誰かに頼むのか? 簡単に言えば、Mellowさんはその場所を提供してくれるオーナーさんと交渉し間にい入ってくれる会社さんという事になります。賃貸不動産屋さんをイメージしていただくと分かりやすいと思います。

しかし不動産屋さんとも大きく違います。

それは・・・

出店場所の管理が徹底しています。

各出店場所一つ一つにマニュアルがあります。

【番外編】『Mellow』さんの説明会に行ってみたの写真3

例えば、Aというビル前の空きスペースにはAのマニュアル。Bの広場にはBのマニュアル、そして、各マニュアルには、電気やトイレの使用、ごみの処理方法などが記してあるそうです。

一つの場所を確保するのに約半年近くオーナーさんと話を詰め内容をすり合わせているのだそうです。

確かに、ビルのオーナーさんからすると、別にビルのテナントだけで、外の空きスペースを貸す必要はありません。

もし空きスペースを貸して
面倒なことになったら?
汚されるのでは?
ビルの周囲に迷惑をかけるのでは?

ある意味、リスクでしかありません。

そこをMellowさんが交渉し、入る訳ですから、場所の管理は重要になります。

Mellowさんのスローガンは『おいしさで場所おこし』
ただのビルの空きスペースを活かす(キッチンカーが入ると)と、地域に建物に活気が生まれる。

すべてのビルに食堂がある訳ではないし、都内等はランチ難民で溢れています。
そのビルで働く人にとっても楽しみになる訳です。

WIN(ビルオーナーさん)-WIN(ビルや周りで働く人)-WIN(キッチンカーのオーナー)になります。

【番外編】『Mellow』さんの説明会に行ってみたの写真4

Mellowさんに支払う額も良心的で、売上げの15%
この内訳も10%がMellowさん、5%がビルのオーナーさん
になるそうです。

単純に
1日に10万円売れた際の手数料はMellowさんに10000円。
ビルオーナーさんへ5000円。
キッチンカーの取り分は85000円。

場所だけを貸していくらではなく、売上げの15%ですから、Mellowさんとしてもしっかり売ってもらわないといけないので、真剣です。

ここからは、説明会に私見、メリット・デメリットを入れて書いていきます。

基本はランチタイムのみ

 

Mellowさんの移動販売車(キッチンカー)の営業時間はランチタイムが中心です。
メリットとしては、稼働時間が少なくて済む事とお客様が多くいる時間にピンポイントで出店できます。

ランチのみの営業なので、イベントや終日営業とは違い、ド派手な看板やのぼりはいりません。

そもそも人の流れがある場所での出店になるので、ド派手な看板やのぼりは必要なく、ビル周辺の景観を考え看板はでシンプルで分かりやすいものだそうです。

ランチタイム系とイベント系の違いを結構強調されていました。【番外編】『Mellow』さんの説明会に行ってみたの写真5

移動販売車(キッチンカー)の稼働場所は既にMellowさんが事前にリサーチしているので、あなたが行わなければならないのは、その場所でお客様からオーダーを受け、料理を提供するまでのオペレーションを早くして、回転率を上げることと、一目で見て分かりやすいメニューを作ること、そして美味しい料理を提供すること。

デメリットは、あなたが提供したいメニューがランチに対応した物ならいいのですが、スウィーツ系や居酒屋メニューでは難しいでしょう。

また稼働時間の短さは、メリットであり、デメリット
Mellowさんも、今後の展開として、モーニングやディナータイムも開発中とは仰っていましたが・・・。

出店場所は毎日ローテーション

【番外編】『Mellow』さんの説明会に行ってみたの写真6

出店場所は、毎日同じ場所ではなく、ローテーションで毎回場所がかわるそうです。
例えば、週5勤務なら、月曜日はA、火曜日はB、水曜日はC、木曜日はD、金曜日はFで次の週はまたA~になります。
「いつも出店している=いつでも買える」になってしまうし、同じメニューだとお客様も飽きてしまいます。ですので、毎日、違う場所での販売になります。

お客様からみたら、飽きずに毎日違う物が食べられていいのかも知れませんが、常連さんを定着させるのに時間がかかるのではないか?というデメリットもあります。
「毎週火曜日にここにきます!」といった宣伝方法も必要になりそうです。

更にバイトさんを雇った時に毎回、出店場所が違うという事は、交通費等の経費も変わってきます。

これは、メリットでもありデメリットにもなりうると思いました。

また、必ずしも希望した場所に出せるとは限らないというのもデメリットに感じました。人気のある場所は競争率も高いし、メニューがバッティングしないように等、Mellowさんの考えがあるのと思います。

最初から週5は入れない!?

【番外編】『Mellow』さんの説7に行ってみたの写真7

Mellowさんの会社説明のところで
パートナーとしての登録台数約700台。
平日、一日170~180台稼働。
と説明がありました。

ん!?
登録台数に対し、稼働台数が少なくない?と思いました。
いくつか理由はあると思うのですが一つの大きな理由として、Mellowさんに登録してもすぐに週5で入ることができません

Mellowさんにとってのリスク回避はあると思いますが・・・。

飲食0スタートで、徐々に加速させていくという考えでしたらピッタリですが、飲食店経験者、経験者じゃなくても、脱サラして始めようと思っている人からすると、逆に戸惑ってしまうところではないでしょうか?

オペレーション的にしっかり回ることを確認してからではないと、週5日は入れないそうです。最初からMellowさん一本でガッツリは無理そうですなので、違う場所、もしくは違う仕事をしつつ始めないとダメです。

最後に

【番外編】『Mellow』さんの説7に行ってみたの写真8

0スタートで徐々に軌道にのせたい方や既に移動販売車(キッチンカー)を持っていて週一日からでも新たな場所で試してみたい方にはおススメですが、場所はMellowさんにお願いして、移動販売車の製作・販売やメニュー開発に集中しスタートダッシュをしたいと思う方には難しく、自分自身での場所探しの必要性がありそうです。

今回の潜入取材で、改めて、
移動販売車(キッチンカー)のビジネスを成功させる為には、人件費をかけずに、早く提供できるオペレーションとメニューそして、場所の3つが成功ポイントだと思いました。

Mellowさんの説明会の第二部のQ&Aはとても大切です。
参加者から様々な質問がでました。
時間よりも先に売り切れた時は?
ズバリ、売れているメニューは?
椅子やテーブルは出していいんですか?
などなど

もしMellowさんに興味があり、説明会に行かれるのでしたら、沢山の質問んを持って行くと良いと思います。